高齢化だの円安だので日本はオワコンとかいわれてるけど、けっこう楽しい国になるんじゃないかと思ってる。急速に人口が減って、地方はどんどん過疎化、荒れて自然に返ってゆく場所が増えるのは確実。とはいえ、なんだかんだで日本は気候が良い(特に西日本)し水はきれいで豊富なので、暮らしやすい自然ともいえる。不謹慎だけど、比較的安全な終末世界を生きるみたいな体験がリアルにできそう。
土地神話は崩壊して、むしろ0円物件みたいなのがどんどん出てきてる。YouTubeなんかを見てると、古い民家を買い取って、DIYで修復しながら暮らしてゆく的なものがいくつも出てきている。現状だとおそらく一番の問題は田舎のご近所づきあいというか、人間関係だろうけど、それもおそらく時間が解決してしまうだろう。おそらく廃村にYouTuberみたいなグループが何組か入って、ゆるい共同体のようなものを作るというのも出てくるはず。それをうまいことプロデュースすれば「DASH村」みたいなコンテンツにもできる。一人でなんでもやる、まさに「百姓」は現代人には辛いけれど、逆に「5性」くらいの人がバリエーションを少しづつずらしながら共同体として活動すれば、それぞれの能力は昔よりも遥かに高いので(情報と道具のパワー)、かなりの少ない人数で完結できるはず。ハイテク村。土器縛りの村。mixiのコミュみたいな感じでリアルな村が作れたら面白い。
こういった閉鎖系は田舎での村八分とか学校でのイジメみたいな問題が必ず発生するけれど、逃げることさえできれば、ある程度の安全弁にはなるはず。もちろんゼロにはできないけれど。コミュニティーのマッチングサイト、例えば「津山の第21村はチェーンソーのエキスパートを募集しています」的なものがあれば、コミュニティーに競争原理=自浄作用を持ち込むこともできるんじゃないかな。現状で一番の居住地縛りは労働と教育(学校)なので、これはある程度割り切りをすれば両方ともリモートにすることで解決できる。
もちろんこういう生き方がメインになるというわけではなくて、大部分は今と同じ生活をする人だろう。そうでないと、国としての維持ができなくなってしまう。ただ、生き方の多様性として、向き不向きにかかわらずサラリーマンとして都会で働く必要はなくなるんではないかな。
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