ライトなゲーム感覚の読書はできないか

 正直なところ、スマホやYouTubeが登場してしから、読書量がぐっとおちてしまっている。可処分時間の限界、目が悪くなったことも関係しているが、明らかに集中力が落ちているのを実感する。世間ではファイスト映画とかそんなのが当たり前になってきているので、これは自分だけではなくて全体の傾向かとも思う。
 さらに困ったことに、脳の劣化により、登場人物の人間関係が頭に入らなくなってきたり、途中で読むのを数日中断したりすると、また人間関係の整理が必要だったりする。仕方ないので、人物関係図をメモったりしてる。iPad読書のおかげでこういうのが出来るようになったのはありがたいが。
 海外ではオーディオブックなんかも活況とか聞くけれど、日本ではまだまだ。これは、今後、音声合成を使っての「本人の声で読むオーディオブック」が流行ると予想してるが、そういうものと、映像化との隙間で、ゲームっぽいものが出来ないかと思っている。あるいは「ゆっくり」のもう少し進化したものという感じか。
 AIでの画像生成はすっかり道が開けた感じがするので、これらを使ってキャラクターが世界を動き、物語が進んでゆく、そんなコンテンツができると面白い。ラノベはイラストを公式な世界観としてとりこんで作品を完成させているので、そういう方向性をもっと普通の小説や古典に適用できないかなと思ってる。切り抜き動画ではないが、ユーザーが作ったこういうコンテンツを書籍の著者とコンテンツの作成者双方にメリットがある形で広がってゆけば面白い。

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