エアロバイクでGoogleMapStreetviewを走る(5)

一通りの機能がそろったので、いったん走行ログをクリアして、ふたたび宗谷岬からスタート。網走方面へ。

10kmばかり走ってみて、まずは修正点
データベースへの走行データ保存処理がバグってる。保存するログがたくさんある場合、サーバのセーブ処理からのレスポンスが遅いので、無反応なのが気になって何度も保存ボタンを押してしまう。そうすると、蓄積した走行ログをまるごとなんども保存に行ってしまうという挙動になる。
対策として、「保存中」画面を加えて遷移させるか、あるいは走行パスは画面が切り替わるたびに随時サーバに送ってしまうという方が良いかも。

思いっきりペダルを高速で回転させると、回転検知が抜けて、逆にスピードが遅くなる。これはもちろん、ESPの処理が間に合わないというわけではなくて、チャタリング防止を兼ねてセンサー読み込みを秒間10回のポーリングにとどめているのが原因。エアロバイクのセンサーはチャタリングは起きていないようなので、ポーリング間隔を16msくらいにして試してみる。

走行1kmごとに通知&チャイムを入れたのはよかった。やっぱり小さな目標があると、やる気になる。逆に、トリップメータの最小単位が100mなのはダメ。変化しなくてつまらない。これは10mに変更しよう。1mでもいいかもしれない。スピードがわかりやすいようにと入れた、画面両端のスピードにあわせてスクロールするストライプは正直微妙。いらないかも。

せっかくの北海道なのに、景色が楽しめない
今はハンドルの処理が、分岐の事前選択(たとえば右にハンドルを切って分岐に突入すると右折する)になっているが、画像が切り替わった時に正面にスムースにセンタリングする処理が入っている。そのため、海沿いを走っている時に海を見ながら走っていても、画像が切り替わるたびに正面に戻ってしまうので、海を見ながら走れない。

これは視点変更と分岐選択という2つの目的を1つの機能で解決しようとしているところに原因がある。なかなか難しいところだけれど、感覚としては両手を離している時は視点のリセット&分岐はしなくていいと思う。なので、センタリングは両方のハンドルを握っている時だけにする。
このあたりは自転車で長距離を走った者の感覚で、両手離しで漕ぐときは基本リラックスして景色を楽しむ。ハンドルをしっかり握っている時はきっちり走るモードという判断。
少なくとも北海道では分岐よりも景色の方が重要なのでそういうセッティングがいいだろう。

しばらく走っていると、想像以上にツーリングの感覚が蘇ってくる。北海道のストリートビューは自転車ツーリストが写っていることも多くて、手を上げて思わず挨拶をしたくなってしまう。このあたりの再現度が高いのが仇になって、今度は自転車の爽快感がないのが気になってくる。昔、修学旅行ママチャリを借りて長距離を走った、あのもどかしい感覚だ。これはもちろん、高速ギアがないせい。

現在は内部的にフリーホイール処理は入れてあるのだけれど、タイヤは700Cと大きめだけど、ギアは1:3固定、なので、(上記のバグも含めて)トップスピードが25km/h程度。気持ちのいい海沿いのコースと足元に伝わる感覚からして、40km/hは出ているはずなのに…と、ペダルを漕いでる感覚との乖離にがっかりする。爽快感重視でギアチェンジをいれてみようか。そのかわり上りに猛烈な違和感が出ると思うけど、これは電動アシストチャリということにしておこう。(アップダウンのデータが取れるといいんだけど)

コメント

タイトルとURLをコピーしました