ATH-M20xBT 分解

会議などで時々使っていた、audio technicaのヘッドホン、ATH-M20xBTが突然接続が途切れて、以後、まったく操作を受け付けない文鎮状態になった。
説明書にある強制リセットなども試しては見たが、効果なし。物理的なリセットボタンがないので電池切れを待つほかない。不幸なことに、このヘッドホンは電池の持ちが驚異的にいい…
というわけで分解してみた。

右側、メイン基板

右側のメイン基板。USB端子の右にある小さな穴がもしかしたらリセットかも…と微かに期待したが、やはりマイクだった。内部にリセット端子的なものもなし。チップはカニ。RTL8763BF

RTL8763BFR datasheet, soc equivalent, Realtek
RTL8763BFR datasheet, RTL8763BFR soc equivalent, Realtek, Features and benefits, Stock and price

そのものズバリのBlueToothオーディオデバイス用のSOC。ちゃんとリセットピンあるのに…

肝心のバッテリーはこちらではなく、左側にあるようだ。(B+,B-)
THってなに?データシート上にTHM_DTってのがあって、多分これだろう。チップのP0_6だから、ADC input。バッテリの電圧監視。

左側、サブ基板とバッテリ

左側にサブ基板とバッテリー。

バッテリー

結局とりはずしできるコネクタはなく、全て直接半田付け。しかもケーブルは短く細いので、この写真を撮影するのもけっこうたいへんだった。

リセットはどうしようか。
1. もう何日か放置
2. バッテリーを外す(半田処理)
3. チップのRSTをGNDに短絡する

すこし考える。(考えてる間にリセットしてくれないかな)

明日の会議が出来なくなるので、2)のバッテリー外しで対処しました。

コメント

  1. sjimbey より:

    次に同じこと起きたら、チップのRSTにリードスイッチつけようかと思う。
    ヘッドホンに磁石を近づければリセットできる…
    あ。スピーカーに反応しちゃうか。

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