Sharp空気清浄機 KC-45Y2分解

知人から空気清浄機をあげると言われたので、ちょっと使ったのですが、フィルタ古いのか、かえって匂いが強くなった気がするので、全体を分解掃除&フィルタ交換することにしました。
せっかくなので、回路を観察。
というのは家電系でネット制御とかネットでのモニタリングができないかなと思うことが多く、仕組み的にはEPSでたいていは用が足りるのだけれど、別電源を用意したり、LEDの光量をCdSで読み取ったりとかではなくて、本体基盤に寄生させられないかと思うことが多いからです。

この空気清浄機はCPUが載っているメイン基板とボタンやLEDが載っているスイッチ基板の構成でした。メイン基板は今どきは珍しい片面基板。ジャンパーも多く改造難易度は低めです。加えて、基板上にGND、5Vが明記されている親切設計でした。

メイン基板

メイン基板

また、メイン基板、サブ基板とも実装されていないパーツが多くあり、おそらく上位機種向けの機能であろうと想像できます。

メイン基板

メイン基板上部左右はLED4つと抵抗が未実装。中央3つはハウスダストセンサの結果を緑→赤で知らせるものなのでシルクからみて同じ機能をさらに派手に見せる機能かと思います。

右部分はコネクタが未実装、FLASHSというコネクタは未使用です。シルクに「ニオイ」とありますので、ニオイ関連の機能と思います。

サブ基板

サブ基板

サブ基板側にもいくつか未実装なものがあります。特にこの部分はスイッチとLED,ダイオードを実装すれば実際に動作しそうに思います(スリープ機能?)

回路図

ざっと回路図に起こしてみると、典型的なマトリクス回路になっています。

ただ、スイッチをつけてもその部分がプラスチック(筐体)でカバーされてしまって押せなくなるので、実用的にはならないと思いますが。

電源については簡単に拾えると思いますが、LEDの状態を拾うのはちょっと面倒かも。

コメント

  1. sjimbey より:

    新しいフィルター届いたので、組み立てて再稼働。
    結局、今回はなにも改造しなかった。

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